アフタヌーンティー
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リクエストして頂きましたので、
ユウさんに捧げます!!
ルルC+ナナリー+生徒会
気に入っていただければ!うれしいです。
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ある晴れた昼下がりの出来事。
ここは生徒会室。
いつものメンバーで、他愛もない話。
そう、今日は特にやることがないのである。
ルルーシュは紅茶を入れ、スザクは「うっ!」っとアーサーに噛み付かれて、
カレンは雑誌を読み、ニーナはパソコン。
ナナリーとシャーリー、ミレイ、リヴァルは4人で話をしている。
「ナナリー、なんだか最近元気ないみたいだけど、どうしたの?」
ミレイが、なんとなく思ったことを言う。
彼女は洞察力が鋭い方なので、大概当たるのだが、
「いいえ。私は元気ですよ?」
と、ニッコリとナナリーに返されてしまった。
「そうかなぁ。もしかして、ルルーシュと何かあったの?」
「え?ルル? ナナちゃん、悩みごとがあったら何でも言って!」
シャーリーが横から言う。
ナナリーは少し困った様子で、
「実は最近、お兄様に恋人ができたみたいなんです。
家を空けていることが多くって、少し寂しいのかもしれません。」
その言葉に、まずシャーリーが固まった。
「だから、最近ルルーシュのやつ付き合い悪かったんだ。」
リヴァルが納得したように話した。
ミレイは何かを思いついたのか、ニンマリしている。
「ね・・・ナナちゃん。恋人ってほんと・・・?」
「ええ。私も何度かお会いしたことがあるんですよ。
変わったお名前なんですけど、とても素敵な方なんです。
お兄様を待ってる間、一緒に折り紙をしてくださったんです。」
ちょうどその時、ルルーシュが全員の紅茶を持ってきたところだった。
「何の話をしてるんだい?ナナリー。」
優しくルルーシュが言う。
「いえ。お兄様とC.C.さんのお話をしていたんです。
将来を約束した関係なんですよね?」
ナナリーは楽しそうに話している。
一瞬、時間が止まったと思った。
まったく予想外の回答。
カップを落とすところだった。
おちつけ!オレ!!
「ナナリー、彼女はそういう関係じゃないよ。友人さ。」
やんわり拒否したが、逆効果だった。
「え?そうなんですか。この前、部屋で『お取り込み中』って。
すみません。私てっきり。」
ナナリーは少し寂しそうな顔をしている。
ナナリーも何度かC.C.と会う内に、彼女ならお兄様とお付き合いしても・・・
と思っていたところだったのである。
「いいんだよ。ナナリー。」優しくルルーシュが返す。
シャーリーは、心の中でほっとしていた。
(ナナちゃんは、そう言ったけどルルは違うって言ったもん。
大丈夫。恋人なんていないわよ。)
んー、とミレイが不敵な笑みを浮かべている。
「あやしいわ!と、いうことで、今からルルーシュの部屋にレッツゴー!!」
ナニ!!??
まったく予想外の出来事にルルーシュは固まってしまった。
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ルルCのはずが、C.C.はでてきませんでしたね・・・・。
あれれ・・・?
すみません。これが私のイッパイ、イッパイです。
この話の続きでヴィットさんのリクエストにこたえたいと思います。
ということで、次回はC.C.の居候がバレます!!!